SPF・PAの違いは?シーン別、日焼け止めの正しい選び方をご紹介
「日焼け止めを買いたいけど、SPF・PAって何?どれを選べばいいのかわからない…」そう悩んでいませんか?または、「SPF・PAはどっちを重要視すればいい?」「SPF・PAの数値が高いと肌への負担はあるの?」そう考えていませんか?
実は、場所や使用時間によって(日焼け止めって)使い分けたほうがいいんです。
SPF・PAの意味・違いを知っておくだけで、悩むことなく生活シーンにあった最適な日焼け止めを選択することが出来るでしょう。
生活シーンに合った数値のものを使用することが、結果的には美肌への近道にもなるのです。
そこで今回は、「SPF・PAの意味・違い」「シーン別、日焼け止めの正しい選び方」をお伝えしていきます。
今記事は、幼少期から食育アドバイザーの母親の影響で自然派・ナチュラル思考で育ち、今も尚、ナチュラル健康美を追及中の自称健康・美容オタクのkumiが、簡潔にわかりやすく!をモットーにあなたの日焼け止め選びの疑問・悩みを解決します。
日焼け止めの数値には、低数値・高数値ともに、きちんとした意味があります。この記事では
・紫外線の種類
・SPF・PAの解説
・シーン別の日焼け止めの選び方
・高ければ高い方がいいわけではない
・まとめ
の5つのステップで解説していきます。
SPF・PAの意味・違いを理解することで、メイク用品の選択の際にも悩むことなくスムーズにお買い物が出来るようになります。肌負担を考慮しつつ、紫外線もしっかりカットできるものが選べれば、それは女性誰もしが憧れる美肌づくりへも繋がっていくのです。ぜひ参考にしてください。
Contens
紫外線には3種類がある
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があり、地上に到達するのが「UV-A」と「UV-B」、「UV-C」はオゾン層で吸収されてしまうため地上には到達しません。
UV-A
窓ガラスや雲を通過して深く真皮層にまで達し、じわじわと肌にダメージを与えます。しわ・たるみは、この「UV-A」が原因となります。
UV-B
肌表面に強く作用し、たくさん浴びると赤く炎症をおこすほか、シミ・ソバカス、乾燥の原因となるのが「UV-B」です。
SPF・PAって何?違いは?
日焼け止めに記載してある「SPF」「PA」とは、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標です。
SPF
「Sun Protection Factor」の略。日本語で紫外線防御効果を意味し、紫外線「UV-B」に対してどれぐらいの時間防止できるかを表しています。
SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示されます。
※SPFは、「SPF50+」が最高値となり「SPF60」「SPF70」などの表記はされません。
「SPF1=約20分の日焼け止め効果」と考えますので、例えば、SPF30なら20分×30SPF=600分
すなわち10時間の防止効果がある。という意味になります。
SPF | 日焼け止め効果の持続時間 |
SPF10 | 3時間20分 |
SPF20 | 6時間40分 |
SPF30 | 10時間 |
SPF40 | 13時間20分 |
SPF50 | 16時間40分 |
SPF50+ | 16時間40分以上 |
PA
「Protection Grade of UVA」の略。その名の通り紫外線「UV-A」に対する防止効果を示します。
PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」の数が増えるにつれてUV-Aの防御効果が高まることを表します。
PA | 日焼け止めの効果の程度 |
PA+ | 「UV-A」防御効果がある。 |
PA++ | 「UV-A」防御効果がかなりある。 |
PA+++ | 「UV-A」防御効果が非常にある。 |
PA++++ | 「UV-A」防御効果が極めて高い。 |
数値は高ければ高い方がいいわけではない
なんとなく「SPFやPAは数値の高いものを選んでおけばいいだろう」なんて思われがちですが、実際には日焼け止めの肌への負担が高まることも事実です。特に乾燥肌や敏感肌の方は高数値の使用により肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もある為、『どのくらいの時間』『どれほどの紫外線を浴びるか』によって使い分けすることが重要です。
TPO別、日焼け止めの正しい選び方
「SPF」「PA」を理解した次は、(の解説の次は)、いよいよ日焼け止めの正しい選び方についてです。
おうち時間や在宅ワークなど外出時間が少ない日は、「SPF30 PA+++」程度の数値のものを。
また、逆に炎天下でのレジャー、アウトドアや長時間の外出時は「SPF50+ PA++++」としっかりガードのものを選ぶといいでしょう◎
夏場のレジャーシーンでは
PAは最大(PA++++)、SPFは外出時間以上の持続時間の商品を。
普段のの日常使いでは
PAはPA+〜PA++程度、SPFは30程度のもので十分な紫外線対策になるといえるでしょう。
■どのくらいの時間
■紫外線を浴びるか
によって使い分けすることが重要です。
まとめ
それぞれの違いや意味をきちんと理解することで、利用シーンや肌の悩みに応じてどの数値の日焼け止めを選ぶべきかわかるようになりますね◎
【紫外線UV-A(しわ・たるみの原因)を防ぐのがPA】
【紫外線UV-B(シミ・ソバカス、乾燥の原因)を防ぐのがSPF】
【PAとSPFは全くの別物】
・PA:日焼け止めの効果の強度
・SPF:日焼け止めの効果の持続時間
正しい知識で完璧な紫外線対策をして春を迎えましょう^ ^
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